2010年12月20日月曜日

29er Cargo Bicycle 完成




SPEC
Frame:REDLINE MONOCOG 29er SS
Sizes:XL

Headset:FSA Orbit X Headset
Headsets Spacers:20mmx2
Handlebars:WTB Mountain Road Drop Bar(31.8mm/600mm)
Bar Tape:Bike Ribbon Eolo Retro
Stem:Titec Pluto XC(100mm/6Deg)
Brakes:Avid Ball Bearing 7
Disc Rotors:SHIMANO SLX RT64(160mm)
Brake levers:Tektro RL520
Saddle:SDG Rock City
Seat Post:Tioga T-Bone
Seat Clamps:Spank Tweet Tweet(29.8mm)

Crank:SHIMANO XT FC-M730:175mm
Chainring:STRONGLIGHT 40/30T
Bottom Bracket:SHIMANO Square(68x127.5mm)
Pedals:ECHO TR Cage Pedal
Chain:Mavic 10 Speed(Quick link)

Shifters:SHIMANO SL-7900(Wレバー)
Front Derailleur:SHIMANO FD-5703-F/B
Rear Cogs:SHIMANO CS-5700 11-28T(10S)
Rear Derailleur:SHIMANO RD-5700-GS
Jockey Wheels:RD-6700
Avid Rollamajig

Rims:ALEXRIMS X101
Hubs:SHIMANO SLX M665
Spokes:HOSHI #14 (2mm)
Tires:Schwalbe Big Apple (29x2.35)実測幅59.5mm



Weight:REDLINE MONOCOG /Cargo Bike type 18kg
Weight:REDLINE MONOCOG /Monster Cross type 14kg


構想から完成まで約半年、やっと理想の自転車が仕上がりました。
フレーム/フォーク/ステム/シートポスト/キャリアの塗装とメーカーデカールの製作
フレーム加工/前後キャリアのワンオフ、海外からのパーツの取り寄せ等々いったい幾ら掛かったのでしょうか・・・?
まあ一度、徹底的に作り上げてみたかったので自分的には満足しています。

自転車としての重量的には重いですが、乗り手もヘビー級ですし今回のメインコンセプトは”耐久性重視”ですので許容範囲です。実際に走り出してみますと車重は、全く気に成りません。安定感に優れ、軽快に走ります。

[部品選択/感想・組み立て時の注意点]
Bike Ribbon Eolo Retro:皺加工の本革に近似しており質感も良いです。
WTB Mountain Road Drop Bar:ドロップハンドルが苦手な私でも、大変操作しやすいです。
SDG Rock City:適度なクッション性で座り心地良好、製品/表皮の質感も良いです。
ECHO TR Cage Pedal:最高に踏みやすいです。製品の仕上げや質感も良いです。
Mavic 10 Speed(Quick link):変速性能は良好です、独特な発色も良いです。
Avid BB7:アジャスター機構が無い(BB5は有る)のが欠点です。それ以外は、文句無し十分に効きます。
Schwalbe Big Apple:頑丈でパンクした事は有りません。欠点は、しばらく使っているとリフレクターラインが剥れる事です。



古いクランク(FC-M730)に10S用チェーンリングを組み合わせたので、チェーンリングの間隔を調整する必要が有ったのと、歯数を40x30TにしたのでBBの軸長を合わせるのが大変でしたが、現在は快調に変速しております。
(変速は2x10S仕様です。)
Tektro RL520とAvid BB7を組み合わせて利用する場合、ワイヤーアジャスターが別途必要ですので御注意ください。

パーツの選択で、最後まで迷ったのはハンドルとサドルでした。
Ragley Carnegie Riser Bar/Ragley Carnegie Flat Bar/ WTB Mountain Road Drop Bar.
Brooks B17 Narrow Saddle(brown)/Selle San Marco Regal(brown)/SDG Rock City.
一瞬、WTB Mountain Road Drop BarとBrooks B17に決めかけたのですが、Brooks B17と同じ色目のバーテープが
無く(Brooks製でも同じ色目は無い)手持ちの革を裁断して作ろうか?とか考え出すと、もうダメです。
何か”どうせ作るなら、同色で質感も似た革で完璧に”とか勝手に気持ちが盛り上がってきました!!
私の悪い癖です。費用と探す労力/時間等を冷静に検討してみましょうね、自分。
”あほやなぁ・・茶色で合わせるの大変やなぁ・・この色アカン?黒色でも良いんチャウ?”自分を止めました。
以上の様な紆余曲折を乗り越えて、サドルとバーテープの色は”黒”に決定しました。(笑)

質問や御相談等、御興味が有りましたら、御問い合わせ下さい。

2010年12月11日土曜日

Single speed Bicycle シングルスピード用チェーンリング

偶然の発見!? 両方とも良く似た仕様(PCD104/34T:4X, Downhill,Single Speed)です、
製作方法も同じCNCで・・・って、これはどう見ても同じ工場(台湾)で作られた製品ですね!
表面のアルマイト加工やエッチング方法も、そっくり!!

素材は両方とも、厚み5mmでGusset:7000 series/Azonic:7075seriesのAluminum(ジュラルミン)です。Azonic 3061の方が軽量・肉抜き加工も繊細・チェーンリングの側面(チェーンが嵌る部分)にもアルマイト処理が施されているので、どちらか選らぶとするならAzonic 3061の方が良いですね。

2010 Singlespeed Worlds Champs
世界のシングルスピード自転車の祭典 シングルスピード・ワールドチャンピオンシップ
Single-speed bicycleは良いですよ!でも私が言っていますのはピスト(ピストレーサー/トラックレーサー)では無く、ountain bikeのSSです。
ROTOR Q-RING 34t Single Speed (104 BCD)CHAIN RING ($135.00)
104/64BCD(PCD) 4 armクランク用
SS用にと、気になっているチェーンリングですが、値段が高い!!
試す気持ちにも成りません・・・珍種ですので日本への入荷は”もちろん”有りません。

Single speedで、最も頭を悩ませるのがギア比の設定です。
クランクスプロケット歯数と後輪スプロケット歯数の比は、ペダル1回転で後輪が何回転回せるかが決まるります。
MTB SSでは、クランク側は34Tにするのが主流です。
リア側は、個人的に14~20Tまでが使い易いと思います。
16T→ギア比2.13/18T→ギア比1.89/20T→ギア比1.7


走り出すとグングン進む感覚が楽しい29erのSSが、特に御勧めです!私自身も1年しか販売されなかった2009 Rocky Mountain Hammer 29 SSをカスタム中です。生涯保証が付きReynolds 725 Chromoly製で軽く大変”評価も良い”フレ
ームです。もう入手出来ないのは残念です。(ebayでは、ちらほら見かけますが送料を考えますと大変高価になります。)
29er head-to-head: Redline d660 vs. Rocky Mountain Hammer 29
おもしろい記事が有りました。 偶然ですが、両方所有しております。
余談ですが、私の好きな変速構成は、2x9s.(最近は2x10s)です。フロント/トリプル(クランクに3枚のチェーンリング)は必要無いと、自転車に乗り始めた頃から思っております。序でに言いますと一般的なクランクの歯数構成で有る44/32/22Tにも違和感を覚えます。フロント/ダブル(クランクに2枚のチェーンリング)化に御勧めのチェーンリングは、STRONGLIGHT2x9 pour tripleDMR Shift-R Chain Rings です。価格的には、DMRの方が安いかな?
ちなみにSTRONGLIGHTでは、比較的安価なオーバルチェーンリングPlateaux Bio Conceptも発売されています。