2011年8月3日水曜日

LEATHER BAR COVERS/ORIGINAL BICYCLE PART

LEATHER BAR COVERS/ORIGINAL BICYCLE PART
編み上げるタイプの本革製バーカバー(バーテープ)です。
作りは簡単なのですが、素材選びとサイズの出し方も難しかったのですが 何よりも革にシワがよらない様 縫い上げるのが大変でした!縫い方は一般的にベースボールステッチと言われているに手法です。

現代のブレーキレバーのホルダーは、ブラケットが大きく四角いため、バーカバーの本縫い前に穴空け作業が必要です。
昔のタイプでしたら6mmぐらいの円形の穴が有れば良かったのですが・・・。
ステムとハンドルは取り付けた状態で行います。(オープンクランプステムの場合は不要です)
レバーの取り付け位置に印を着け、その場所にレバーホルダーより少し大きいサイズに切った革を固定しておきます。
まずバーカバーをハンドルに仮縫いし革自体に癖を着けます。
レバーボルダーの固定位置に切り込みを入れたら取り外します。
あとは糸は手に食い込むので、手袋をして縫い上げていけば完成です。
皺が寄ったた場合は、金槌で革を伸ばしながら(革靴の吊り込みに似た感じ)慎重に作業してください。


取り合えず手元に色で作ったのですが、ブルックスサドルのハニー色に合わせた革をタンナーさんに特注依頼して有るので、届きましたら完成させ 商品として販売したいと思います。
取り付けるのが難しいパーツですが、仕上がりはかなり良い感じに成ります。