Original Part

Frame Bag
有ると便利な荷台やカゴですが、スポーツ車(MTB/ロード/ピスト)には似合いません。
利便性とデザインの両立は、難しいところです ”便利や楽チン”はダサイのが定説ですし・・・。
っで思い付いたのが、フレームバックです。
使いやすく汎用性の有る形状、シンプルで雰囲気の有る感じで・・・っと色々妄想・構想していても、形にしてみないと定まりません。



取り合えずブラウンのグローブレザーとブラウンのスエードを使い”円形で”作ってみました。 私は気質的に色々と転用出来るモノが好きですので、自転車より取り外しても通常のバックとして使える様にも してみましたが・・・どぉでしょうか? 要らないディテールは省きたいし。
ホリゾンタルフレームとスローピングフレームには問題無く取り付けも出来たのですが、もう少しデザインを煮詰めます。


BROOKS SADDLE CUSTOM : BAR COVER/BAR TAPE
お客様の御依頼でレザーカバーを製作致します。
BROOKS社より販売されているLEATHER BAR TAPEですが、純正品で高価なのに”艶が無く合皮っぽい質感”
が気に入らないので作る事にしました。一番色合わせで苦労しそうなHoney用での素材検討です。
BROOKS SADDLEは、細部の仕上げが粗いですね・・・リベットを真鍮製のモノに打ち換えたいし
少し改造してみようと思います。

革製の座面とレール部分を固定しているリベットの取り外しが最大の難所です。
リベットの事を色々と調べて分かったのですが、”中空リベット”と言う名称のモノで固定されている様です。
(ちなみに真鍮製の中空リベットは、ほぼ製造されておらず、取り付けには専用機械が必要との事・・・)
”リベットの外し方”って私は知りません!
レザークラフトで使われるカシメ等は、喰切(くいきり)という工具でカシメの頭部分を切断(食い切る)するのですが、革にキズが付きます。 サドルに使われている中空リベットは鉄製で硬く、裏面に工具が入る隙間も有りません。かと言って座面側がらだと革にキズが付きますので難しいです・・・。
色々と作業工程をイメージしながら手法を検討した結果、
中空リベットの真中に穴を空け、カシメられている軸部分を削り取りる方法です。うまく取り外す事に成功しましたが大変手間と神経を使う作業で、1時間以上掛かってしまいました。取り外した中空リベットの頭のサイズは実測で9mm厚み1.5mmでした、御参考まで。
それにしてもBROOKSサドル(イギリス製)のコバ(切断面)処理は汚く荒いです。高価なくせに手抜きだと思います!!
同じ革サドルでもIDEALE80サドル(フランス製)のコバ面はキレイに丸く処理されており好感が持てます、形状もシンプルでカッコ良いです。
IDEALの様な形状にBROOKSをカットしても良いかもしれません・・・。
BROOKS B17のIDEALE80 化カスタムとか?サドルにカービングとか?検討中。
あと取り外した座面をレールに固定する方法も考えないと・・・。